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人の出会いの場は「市場」ではない!パートナー探しの「市場論理」は誤解であり、倫理的にも問題がある

近年は、異性と出会うことも効率的に、まるでお互いを商品のように見定めるような風潮があります。相手を商品のように見て、自分の理想とどれだけ合っているかを比較していくような相手選びの考え方は、視野を狭め人生をつまらないものにするのではないでしょうか。今回はそういった恋愛を「市場」に例え、「理想の異性」を探す視点について書かれた記事に対して意見したいと思います。

該当の記事

「市場に出ない」「理想の異性」について考える際の視点
これから書くのは、できるだけ理想に近い異性とパートナー関係になりたい人に本来必要な視点なのに、世間では語られることの少ない(=たぶん人気もない)視点だ。そういう異性とパートナー関係になりたいけどどうすればいいのかわからない人に、こういう視点もあるんだよって知っていただけたらうれしい。
https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20240925/1727272263

異性を「市場」に例えることの問題

この記事は「市場に出ない物件」として異性を例えていますが、これは人間を物として扱う視点に近く、倫理的に問題があります。婚活や恋愛を経験した人はわかると思いますが、相手を「商品」としてではなく、個々の人間として尊重することが、真に良好な関係を築くために必要だということがわかると思います。

また、記事内に異性を「青田買い」するという考え方が登場しますが、「青田買い」という発想は、相手の成長を期待して付き合うという考え方です。これも人間を一方的に見下しているような表現です。相手を変えようとして成功した人はいるでしょうか?。結果的に相手を傷つけるだけでスカラ、お互いが対等な存在であると考えるべきです。
こういった共に成長する姿勢の欠如した考え方では長く人と関係を続けることはできません。理想は、互いに育て合うような関係だと思います。この記事は一方的に相手を変えることを推奨していますが、それは健康的な関係を築く上で誤りです。

そもそも「理想の異性」という概念は幻想です。人間関係は完璧な相手を見つけることではなく、お互いの欠点を受け入れ、理解し合うことが重要です。多くの人が、相手に完璧を求めて失敗した経験があるのではないでしょうか。柔軟な考え方に変わっていかないというのが逆に不思議です。パートナーシップにおいて、相手を理想化することは現実を見失う原因になります。相手のありのままを受け入れることが、長続きする関係に繋がるのではないでしょうか。

出会い系アプリや結婚相談所の出会いについてのアンケート

最近は結婚式に参加しても、出会い系アプリで出会ったというカップルも多くなってきているようです。出会いは全て不思議なもので、些細なことで出会って長く連れ添う関係もあれば、満を持して機会を持って出会ってもうまく合わない場合もあります。
いろんな人の経験を見て、あなたの幸せな恋愛の参考にしてください。また1問目では多くの人の理想の人に関する意見も集めています。この記事の考え方は少し極端かもしれませんので、多くの人の意見を見て参考にしてください。

マッチングアプリ・結婚相談所の出会いについてのアンケートを独自に実施しました。
(調査元:100人アンケート
調査は2024年9月26日に実施され、112人(男性:35人 女性:77人)の回答を収集しました。

下記のアンケート調査のレポートはPDFでダウンロードいただけます。
(PDF内のグラフを切り取って、記事内での引用なども可能です)

Q1. マッチングアプリ・結婚相談所に「理想的な人」がいた経験はありますか?

(選択肢)
a. 理想的な人がいた経験がある
b. 理想に近い人がいた経験がある
c. 一部だけ理想に近い人がいた経験がある
d. 理想に近い人がいた経験は無い

全体

男女別

Q2. マッチングアプリ・結婚相談所の一番お大きな成果について教えてください。

(選択肢)
a. 結婚できた
b. お付き合いできた
c. 同じ人と複数回会うことができた
d. 1回会うことができた
e. メッセージのやり取りのみ

全体

男女別

Q3. マッチングアプリ・結婚相談所の出会いのチャンスや品質について教えてください。

(選択肢)
a. 自分と合っている人と出会えるので使うべき
b. 使わないよりは使ったほうがチャンスが増えると思うので使うべき
c. あまり出会いのチャンスにはつながらない
d. 使わない方が良いと思う

全体

男女別

ユーザーのコメント

・理想が高い人は難しいと思う。そもそも、自分と同じレベルの人でないと付き合えないと思っているので、相手に求めるスペックが高すぎる場合は、自分磨きをするべき。自分磨きができないなら、自分に見合うスペックに条件を見直す。アプリにはたくさんの人がいるので、それができる人なら、誰でも理想的な人に出会えるのではないかと思います。(女性/20代)

・理想の人に出会うことはできるかもしれないけど、その後その人を信用し続けることができるかどうかだと思う。またマッチングアプリをやっているのでは?という疑念をずっと持ち続けていくことになると思う。(女性/30代)

・『理想的な人』の具体的な定義が必要だと思う。そのうえで、それが周囲にどのくらい存在するのか、全く存在しないのであれば何故なのかを考えると、理想が高すぎたり、限定的であることに気づくはず。『理想的な人』に必要な要素をランキング化して、上から3つまで、など緩和化すれば出会う確率は高くなる。大体、容姿、経済力、性格によるものが上位をしめるのだと思う。(男性/30代)

・30歳頃までならしっかり会話が成立できて考え方もしっかりしている男性はいますが、それ以降ですと会話が難しかったり、人の気持ちが分かりにくかったり、空気が止めなかったり、最低限必要なスキルもないような男性が多くなってきます。 ですので女性はなるべく年下の男性を選べば理想的な男性に出会える確率は上がるかもしれません。 後は、33歳以降ですと未婚よりもバツイチの方が普通の男性は圧倒的に多いです。 結局一人が長い人、一度も結婚できない人はそれが全て答えなのだと思います。 ですので「今」よりも、「今までどんな人生を送ってきたのか」が重要になるのだと思うのでそのあたりを見極められたら理想的な人とお付き合いできると思います。(女性/40代)


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